筋肉の老化一覧

筋肉の老化は何もしなければどんどん進む!?

加齢とともに筋肉量は減少し、20代をピークとして40歳以上になると年々1%ずつ減少するという結果がでています。

動かさないでいると筋肉は縮まったまま、硬くなって身体のあちこちに影響を及ぼします。

「サルコペニア」とはこのような加齢による筋肉量の減少で身体能力や筋力が著しく低下することをいいます。

身体を動かさないで縮んだままの状態が続くと、筋肉には強い粘性があるため細胞同士がくっついて伸びにくくなり、どんどん身体が硬く、筋肉が弱ってしまいます。

 

日本人の寿命は年々延びていて、今や世界一。たくさんの人が80歳や90歳という長い年月を生きます。でも残念ながら「寿命」と「健康寿命」とは別問題。寝たきりや要介護で晩年を過ごしたくはないですよね。それには今から予防する必要があります。

たった一回の転倒がきっかけでそのまま寝たきりになってやがて認知症になるというパターンはよく耳にします。

加齢による筋力低下を放置していると、

糖尿病、動脈硬化、腎臓病、肺炎、敗血症、心筋梗塞などのリスクを高めると言われています。

なぜ病気のリスクになるの?

筋肉と病気の関係、不思議な感じがしますよね。

なぜ影響するのかというと、

◆筋肉のはたらき①

筋肉って運動器に関するだけではなく、病気と闘えるよう免疫細胞を助ける働きを担っているからです。

免疫細胞が病気を闘うために必要なアミノ酸の一種「グルタミン」は筋肉から作られています。
人間は病気になると、筋肉を分解してグルタミンを体内に供給しようと働きます。
そんな時、筋肉量が不足していると病気への抵抗力が弱まります。

わかりやすい具体例でお話すると、

風邪を引いた時熱が出ますが、これは体温を上げ発熱することによってウィルスなどの病原菌を撃退しようとする体の防御反応です。

病原菌に負けて熱を出しているのではなくて、
免疫細胞を活性化させて病気を治すために体温を上げる必要があるんですね。

そんな病気との闘いに必要不可欠な「発熱」の源は筋肉の中にあります。

(「サルコリピン」という発熱物質)

脳からの「熱を出せ」の命令に体は筋肉を震えさせタンパク質のサルコリピンを作り出し、「ATP」という物質に変えて熱に変えます。体温が上がることによって体内に侵入したウィルスなどを弱らせ体の回復を早める役目をします。

なので筋肉量低下で体温が低いと免疫細胞が鈍くなり、病気リスクがあがるし、逆に筋肉量を着実にキープして充分にあることで免疫力が高まって病気予防になります・

また免疫力の面だけでなく、

◆筋肉のはたらき②

筋肉はエネルギー源として糖を取り込んで貯蔵しています。

筋肉の老化によって量が足りないと糖を取り込むことができず、血液中に糖があふれて糖尿病を引き起こす原因ともなります。

このように、筋肉の老化は

  • 「疲れやすい」
  • 「だるい」
  • 「同じ姿勢ができない」

などの身体の衰えだけでなく、

内部的な病気リスクも高め,やがては「寝たきり」「要介護」「認知症」などの生活の質をいちじるしく下げてしまう原因にもなってしまいます。

 

といろいろ筋肉老化によるリスクをあげてきましたが…

だからといってがっかりすることはありません!

「いくつになっても筋肉は鍛えることができます」

もちろん20代や10代の頃の体に巻き戻るわけではありませんが、何もしなければどんどん体は衰えるのみ。人間の体は「使わないところから衰えます。

筋肉の老化を防ぐために「今から始めること」

1.自分の筋力チェック
2.毎日日課にしたい筋力のトレーニング
3.筋肉の老化を防ぐ食事

 

1.自分の筋力チェック

まず今の状態、自分を知って自覚することから始めます。

<簡単なチェック方法>

  1. 片足立ちで靴下を履けない
  2. ビンのフタを開けにくくなった
  3. 横断歩道を青信号のうちに渡りきれなくなった

一つでも思い当たるなら要注意です。

2.毎日日課にしたい筋力のトレーニング

あまり無理をして膝を痛めたりしたら逆効果。「ゆっくりスローに続ける」を合言葉に自分の今の体力にあった筋トレ方法を見つけましょう。

何もしなければ、前述したように年々1%ずつ筋力はダウンしていきます。10年で10%もダウン。

それを今からコツコツ筋トレなどを意識して始めることによって筋肉の老化をくいとめ、筋力をアップできるれば、若返り効果は大きいですよね!

3.筋肉の老化を防ぐ食事

やはり体を作る「食べ物」は重要ポイントです。
サプリやプロテインなど特別なものはサポートに使うくらいにして栄養バランスのとれた偏らない食事、良質のタンパク質をとるなど、ちょっとしたコツをつかみ、無理なく対策しましょう。

あとがき

筋肉といえばムキムキを目指す人がプロテインを飲み、ハードな筋トレメニューをこなしす別世界の話で自分たちとは無縁?ではないことがわかりました。

また、加齢によるものなんだから仕方ないと放っておきがち。

でも

何もしなければ確実に筋肉は衰えます。

いくつになっても自分の足でさっそうと歩き、自分の手で美味しいものを口にする。そんな毎日を少しでも長く、ずっとずっと続くよう、筋肉の老化防止策、ひとつでもできることから始めてみましょう!

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