はちみつが固まる理由は?困らずおいしくたべる方法

キッチンに置いていたはちみつが白く固まっていた。使おうと思ったのにすぐに使えないでイライラ~てこと、ありませんか。

特に肌寒くなる季節はよくはちみつが固まり、使いづらくて困ります。

それにそのまま使っても大丈夫なのか心配。

そもそもはちみつが白く固まる理由は一体何なんでしょう?調べてみました。

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はちみつが白く固まる理由

1.はちみつの成分
2.温度
3.加工工程

大きく分けて3つになります。それぞれ順を追ってお話しますね。

1.はちみつの成分

成分によるといわれても、素人ではよくわかりませんよね。結局値段が高いのを選べばいいの?と誤解されがちですが、そういうわけでもないんです。

みつばちが花から花へと飛び、蜜を集めてくるというのは皆さんご存知の通り。

どんな花から集めてくるのか。その蜜源によって味も香りも違ってきます。

例えば

  • れんげ 上品な甘みと香り(一番に日本ではポピュラー)
  • 菜の花 花粉が多く、結晶しやすい
  • クローバー クセのない甘さ

他にもハーブ系のローズマリーの花、樹木の花のアカシア、とち、果樹の花のオレンジやかき、りんごの花

などたくさんの種類があります。

でも共通するのは、はちみつの主な成分は「果糖とブドウ糖」ということ。

そして白く固まる結晶化の原因

その中のブドウ糖が花粉を核にして寄り集まって白く固まり結晶となったためなんです。

高価だから結晶化がおこらない、ではなくて「ブドウ糖比率」です。

でも、ほとんど白く固まらないものもありますよね。
それはなぜでしょうか。

実は蜜源の種類によって「結晶ができやすいもの、出にくいもの」があるんです。

有名なものを例にあげると

  • 結晶しやすいもの れんげ、菜の花やクローバー
  • 結晶しにくいもの アカシア

れんげ、菜の花やクローバーはブドウ糖率が高いため結晶が出やすくアカシアはブドウ糖率が低いため結晶化しにくいということです。

なので、はちみつが結晶してしまっても品質に変化があるわけではないので、そのまま食しても大丈夫です!

2.はちみつの温度

品質に変化はなくても白く固まってしまうと使いにくいですよね。

できたらとろとろしたまま使いたい。結晶ができる理由には「温度」も深く関係します。

パッケージの裏などをみると

はちみつの正しい保管方法

きちんとフタを締めて常温で保存。夏には風通しがよく、直射日光の当たらない場所に保管。冷蔵庫に入れるとより結晶ができやすくなってしまいます。

と表記されていますね。

夏や穏やかな気候の時はそれでいいかもですが、冬などの気温が低い時はどうしたらいいんでしょう?

実ははちみつの最適な保管温度は20℃から24℃。外気温が15℃以下になった時結晶化しやすくなります。

ということは寒い時季はどうしても結晶はさけられないですね。

天然ものゆえに結晶化はしかたないと受け入れて、冬場などに白く固まっても困らないように元に戻す方法を知っておきましょう!

結晶したはちみつを元に戻す方法

  1. はちみつの容器がすっぽりはいる位の大きめのボウルにお湯をいれ(お風呂よりも少し熱め)フタを開けた容器をそっとつける。
  2. 結晶したはちみつを清潔なスプーンでかき混ぜて溶かす。
    (結晶によりますが30分~1時間位かかる)

レンジは破裂の可能性があるのでおすすめできません。

※絶対避けたいこと

加熱で気をつけたいのは高温で長時間加熱しないこと。
糖分が褐変して色も濃くなり香りや風味が弱くなる上にまた大事な栄養成分(酵素やアミノ酸)が壊れます。はちみつは45℃以上の加熱は避けましょう。

3.はちみつの加工工程

白く固まっているから品質が悪いというわけではないということはわかりましたが、私たちがスーパーで選ぶ時、結晶のある方をわざわざ選びませんよね。

誠実な養蜂家の方や、企業もたくさんありますが、中には大量生産でより多く売りたい利益優先の業者もいます。

見た目を良くしたいために大切な栄養宝庫である花粉を取り除いて結晶をしにくくし、栄養分の抜けた商品を作って売っている場合もあります。

また加工時点で早く収穫するために高温加熱し効率優先で生産したり、水飴などの糖分を加えたりと量販される安価なはちみつは要注意です。

「白く固まらない=良いもの」ではない

のでしっかり選ぶことが大事です。

成分表示を見て、余分な甘み料が加えられていないかをチェックし、しっかりと信念を持った企業の商品を選択する必要があります。

またこれは知っておきたい豆知識なのですが、

日本には「全国はちみつ公正取引協議会」認定の「公正マーク」と言うものがあるのですが、この認定マークをつけているからと言って安心してはいけません。

この組織は業界内の団体であるということと、「違う糖分や水あめを混ぜても製品表面に『はちみつ』の表示を許す」規定があったり、人工的に加熱処理したものも全て「純粋」と表記するとなっていたり…と疑問点も多数。

従来はちみつは加熱殺菌する必要がないので、高温加熱するのはより加工しやすく、大量に生産性を上げるためです。

「非加熱」とあらためて表記していない商品のほとんどは加熱処理されていると思っておいていいでしょう。

まとめ

はちみつが白く固まった時の知っておきたいことをまとめると、

  • 結晶は成分のブドウ糖が固まったもの。
  • 15~16℃以下の外気温では固まりやすい。
  • 溶かす時には高温で長時間加熱しないこと。(45℃以上で加熱すると香りや風味、栄養成分がなくなる)

はちみつの世界ってなかなか深いですね。

とりあえず、白く固まったからと言って品質に変わりがないということがわかりホッとしました。

堂々と固まったはちみつも活用できますね!

例えば、
独特のシャリシャリ感を活かして、ヨーグルトのトッピングや、バケットにのせたり。

コクがあって食感の違いを楽しめるかもしれません。冬場もどんどんはちみつ生活続けましょう♪

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