はちみつの国産品の違いは何?値段が高い理由

管理人のハナです。

はちみつの国産品の違いってなんだろう?と
このページにたどり着いたのではないでしょうか。

スーパーで売られている大瓶で安価な商品はほとんど中国産。
安いのはありがたいですが、安全面で心配ですよね。はちみつの国産品の違いってなんでしょう?

スーパーで売られている大瓶で安価な商品はほとんど中国産。
安いのはありがたいですが、安全面で心配ですよね。

だからといって国産は馬鹿高いお値段…。

手が出ません。

同じはちみつにこの価格差はどうしておこるの?

価格が高くてもそれなりに納得できる理由があるなら健康のためにもちゃんとしたはちみつを取り入れたい。

いくら買いやすい価格でも混ぜものの入った偽物なら買う意味なしです。

そのあたりをじっくり調べてわかったのは…

スポンサーリンク

はちみつの国産と中国産の違いはこんな理由。

大きく分けて3つあります。

  1. 作り方
  2. 品質
  3. 養蜂家の撤退

1.はちみつの作り方が違う

実はミツバチたちが集めた花の蜜から「はちみつ」に仕上げるまでには長い時間と自然に沿った工程が必要です。

具体的にいうと

外回りの働きバチはあちこち飛び回り集めた花蜜を、内勤の働きバチに口移しで渡します。

この時、唾液で「蜜」が消化分解されて人間の体にすぐに取り入れやすい単糖(果糖+ブドウ糖)になります。

集めたばかりの花蜜は水分が多く、さらさら状態。そこでみつばちが羽を回し風を一生懸命送って水分を蒸発させ、またくちばしでかき混ぜながら連携プレーでせっせと濃密な糖分の高いはちみつにしていきます。

ここまでが働きバチの自然の仕事です。(ざっくりですが)

これらの工程、結構長期間かかりますよね。

小さい働きバチが運んでくる蜜の量は人間にとっては少量ずつでしかありません。(なんと、一匹の働きバチが一生かけて集める蜜はティースプーン1杯!!)

さらに風は自分たちの羽を羽ばたかせることでおこしています。(水分蒸発させ濃縮させるのと巣ないの温度の調節、換気のためもあります)
完全に人力ならぬハチ力?ですね。

生産性をあげるのが大好きな人間にはとても歯がゆい長い時間を必要とします。

そこで一部の利益優先の業者が考えたのが

働きバチが集めた花の蜜を途中の状態で取り出し、機械で加熱して糖分を高めて売る。

ということです。

集めたての花蜜は水分がまだ多くさらさらのため巣房から取り出しやすく、機械で加熱してしまえばあっという間に水分が蒸発し、濃度を高めることができます。

その代償として、加熱によって栄養分がほとんど消えます。

栄養分って消えていても目に見えないから買う時、見分けがつきません。

このやり方だと、生産性が上がって大量生産ができ安価にたくさん売ることができます。

2.品質の違い

1の理由から大量生産の安価なものは大切なミネラルやビタミンなどの栄養分がほとんど消えていることがわかりました。

また、甘味料や、砂糖をとったあとの廃糖蜜からつくられる「果糖ブドウ糖液糖」を何割か混ぜて増量したり、中には水飴・でんぷんに着色して香料を混ぜて作っただけの悪質な物も。

中国産がすべてがそうだとは断定できませんし、国産と表示されていても安心はできません。でも安価に大量に出回るものはそういう可能性は非常に高いです。

どうやって見分けたらいいのか知りたいですよね。

はちみつの品質はどうやって見分けるの?

悪質な商品が世にあふれることははちみつ業界にとってもイメージダウン。それを防ぐためにも品質の表示基準を設けたのが「全国はちみつ公正取引協議会」という団体です。

公式ページには次のような取り決めが書いてあります。

①「加糖はちみつ」にあっては、商品名の直上又は直下に商品名と同じ大きさの活字で「加糖はちみつ」と表示しなければならない。

②「国産」と表示する場合には、すべて国内で採蜜したものでなければならない。

禁止している表示として、次のようなものがあります。

①「はちみつ」の定義に合致しないものに「はちみつ」と表示すること。

②推薦等の表示(当該商品と推薦との内容が不明瞭であるため)

③品質、原料、原産地、採蜜源等について一般消費者に誤認されるような表示をしてはならない。

さらにはちみつの定義として

みつばちが植物の花蜜を集め、巣に貯え、熟成した天然の甘味物質であって、特定の性状(特有の香味)を有し、また、別に定める組成基準に適合したものをいう

引用元:一般社団法人 全国はちみつ公正取引協議会

となっています。

また。「純粋」と表示されるものについては

(第3条 規約第4条第1項第1号に規定する)

「純粋」又は「Pure」の文言は、精製はちみつを使用したもの又は添加物を含むものに表示してはならない。

つまり、

「純粋と表示できるものを精製蜂蜜を使用せず添加物を一切加えないもの」と制限しています。

ですが実態は独自で決めた組成基準内であれば、人工的に加熱し水分を蒸発させたものも「純粋」表示があったりと外国の規制と比べるとゆるい制度です。

また、白く固まれば本物という噂も聞きますが、そうとは限りません。採取した蜜源の種類によっても違いますし、判断基準にはなりません。

ますます、「本物」と「偽物」を見分けていいか分からなくなってきましたね。

見分け方は、色や見た目では判断できないため、結局は

「その蜂蜜の出元をよく知る」

ことがポイントになります。

どこで作られているか、生産者の顔や採蜜場所などをちゃんと明らかにしている信頼できる所から買うということです。

よく野菜売り場でも「私が作りました!」と写真付きでかかれてあるシールをみます。顔出しをしているということは責任を持ち、自信を持って売っている証拠。

蜂蜜工場や販売元の連絡先しか明記のないところは避けた方がいいですね。

みつばちの自然の働きで天然のはちみつを完成させるのはとても手間のかかる根気のいる仕事です。それでも本物を提供したいという思いの地元の養蜂家や蜂蜜の専門メーカーなどを選びましょう!

今ではホームページなどで工程など詳しく提示してくれていますので見つけやすいですよね。

3.養蜂家の撤退

中国産の安価な蜂蜜がでまわるため、誠実な採蜜のしかたをしている養蜂家がやっていけなくなり次々と撤退していくという現状があります。

正直者が馬鹿を見るという言葉ではないですが、採算が合わず疲れてしまうのだろうと想像がつきますよね。

さらに自然が減って田んぼの休耕時にレンゲを咲かせるところも減り、化学肥料や気温の激しい変化など諸々な問題が重なって、日本での養蜂は減る一方のようです。国産は絶対数が少なくなり高価になってしまうというわけですね。

まとめ

国産のはちみつがどんどん減っていくのは残念です。高いのにはそれなりの理由があってのことということがわかりました。

選び方を間違うと意味なしどころか、とらなくていい甘味料を付け加えてしまうだけとなります。

私たち買う側がしっかり選ぶ目を持てば大量生産の安価で品質の良くない蜂蜜はやがて売れなくなり、消えていくはずですよね。

はちみつの美容と健康の効果は魅力いっぱい。
少々高くても良いものをしっかり選びましょう♪

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする