なぜ自分の歯を残すといいの?

歯周病が歯だけでなく、体全体の病気まで引き起こす原因になるとわかっています。
歯周病と判断され、もし歯を抜くことを進められたら?ちょっと待ってください。
各個人の歯周病の進行具合もあるのでケースバイケースですが、自分の歯を残すことの大切さを改めて考えてみましょう。

自分の歯で噛むとどういう効果があるの?

神経が通っている自分の歯は安全センサーの働きをします。
食べ物に異物が入っていると「ごりっ」「ガリッ」など危険を感じて口の奥に入るのを食い止めます。

歯を噛むことで顎の関節の周りにはたくさんの血管があるのでよく噛むことで脳への血液量が増え、脳の働きを良くします。

口を動かす筋肉の老化防止

ゆっくりよく噛むことで肥満防止にも。脳で満腹を感じる前にぱくぱく食べてしまうのを防ぎます。

細かく砕くことで胃の消化を助けます。

よく噛めば唾液がたくさん出て来ることで若返りのホルモンや発がん物質の発生を抑制するペルオキシターゼ、抗菌作用のあるリゾチームなど分泌されます。

歯の神経をとるとどうなるの?

歯の神経とは一般的には歯髄のことです。歯に栄養を送る血管や、痛みを感じる神経、歯を作る細胞などの集まりでできています。

その歯髄(神経)をとるということは歯の命を断つことと同じ。

でも私が小さい頃通った歯医者さんでは虫歯だらけの私の歯に嫌気がさしたのか、次々と神経を抜いて言ったのを覚えています。何も知らない子どもの頃の私は神経を抜いたら虫歯治療が痛くないので意味もわからず喜んでいました。

今から思うととても残念。昭和の頃の歯医者さんの印象は、最悪です。学校からもらった歯の治療用紙を持っていやいや通ったものでした。待合室から聞こえてくる歯の削る機械音、今でも嫌な思い出として心に残っています。

でも神経をとったけど、歯が抜けてないのは不思議ですよね?歯髄の他に「歯根膜」というものが代わりに血管を通して栄養を届けているので神経を抜いたあとの歯が機能できているんです。でもやはり神経をとった歯はもろく、割れやすくなり、歯を抜くことになってしまいます。

神経を残すことは歯の命にとっても重要。木の枝から離れた葉っぱはやがて枯れてしまうのと同じように、いきいきした歯をたもつのは自然な状態がベストですね。

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